agenes(アジェンズ)について

ABOUT agenesアジェンズについて

対症医学から原因医学に。
バイオ創薬で人類を宇宙に適応させます。

アジェンズは創薬研究を行うバイオベンチャーとして2015年に設立した会社です。主に免疫をターゲットにした研究を行い、幹細胞とマイクロバイオーム(ヒト共生菌叢)を使用した、免疫炎症関連疾患の新しい治療法、新薬の研究に取り組んでいます。

agenesのインフラメイジングケア

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免疫システムは、ウイルスや病原菌など外敵や毒物など異物からの防御、排除のイメージが大きいですが、体内の不要物(がん細胞や不良細胞、老化細胞など)の排除と作り替えや恒常性の維持の大切な役割があり、私たちが長く健康に生きるためにとても大切な役割を担っています。
しかし、白血球など免疫細胞と体細胞の会話の内容は非常に難しく、この免疫から発生する病気は、治療法の確立していない難病原因になっています。

FEATURES特徴

  • 難病に苦しむ少数の方の助けになる

    難病に苦しむ少数の方の助けになる

    難病(希少病)とは、日本では5万人未満、欧米では人口に対して0.05~0.06%以下にしか発生しない病気のことを指していますが、患者数が少ない為コストのかかる新薬や新治療法がなかなか進まない領域です。
    その為大手製薬会社で積極的に取り組むケースが少なく、大学研究室や小さな創薬開発会社で取り組まれることが多い分野です。
    希少病は多くありますが、その殆どが免疫に関係していることはわかっており、特に自己免疫が過剰に自分を攻撃してしまう疾患分野に私たちは注力しています。
    アジェンズは、幹細胞の代謝物や腸内の菌(マイクロバイオーム)やその代謝物と免疫との関係から、原因部分の改善や新しい免疫介入方法の研究を行っています。

  • 神経症への新しいアプローチ。自閉症児童の助けになる。

    神経症への新しいアプローチ。
    自閉症児童の助けになる。

    うつ病や自閉症(自閉スペクトラム症)、発達障害などの神経症は、脳の現象として捉えることが一般的だと思いますが、神経症患者の血中に炎症性サイトカインが増えていることが最近の研究でわかってきており、私たちは免疫炎症からの神経損傷についてのアプローチを行っています。
    さらに、免疫炎症物質が増える要因の一つが、腸内に共生する菌(マイクロバイオーム)と関係していることもわかってきており、マイクロバイオーム治療からの症状改善の臨床研究発表から、新しい治療法のひとつとして期待されています。
    自閉症や発達障害などは遺伝によるものではないかと捉えている親御さんもいらっしゃいますが、実際は殆どの中心的な問題は後天的なものです。後天的であれば、修復して改善することは十分に可能と私たちは考えており、向精神薬だけによらない治療に、新しい選択肢を作りたいと思っています。

  • 老化の原因への取り組み。長い健康寿命の実現。

    老化の原因への取り組み。長い健康寿命の実現。

    老化は逃れることが出来ない運命のように考えられていますが、今、世界の科学者達は急速に私たちがなぜ老化するのかの原因を突き止めつつあります。
    ヒトは遺伝子(DNA)という設計図に基づいて生まれ、成長してゆきますが、老化を進行させるための遺伝子が存在しないことがわかったのは非常に大きな発見でした。つまり、老化は後天的な要因によって行われ、条件によって加速をするということです。また、遺伝子にキズが入り劣化してゆくと、細胞の分裂が最終的に出来なくなり寿命を迎えますが、劣化を防ぐ機能も私たちはあわせもっていることもわかりました。
    その劣化条件の一つが、慢性的、かつ無症状の免疫炎症によるものであることがわかってきました。これを「インフラメイジング」と呼びます。
    アジェンズは、インフラメイジングへの対策からの老化コントロールと、遺伝子修復、細胞の新陳代謝促進による若さ維持、若返りのコントロール方法、そして老化ダメージを起因とする生活習慣病への対策研究を行っています。

  • 研究のイグジット。一般製品化。

    新薬や新治療法の承認までは5年から10年以上の非常に長い道のりと、数十億円~数百億円という高額なコストがかかります。
    失敗したらその時点で大爆発を起こし終了です。
    その為、私たちは研究継続の為にも、研究の中間成果物を比較的難易度が低いサプリメント(食品)、化粧品の分野に応用開発することで、製品をリリースして供給する手法を選びました。自分達のペースでじっくりと新しい医療や難病に取り組むことで、しっかりとした形にしようという選択です。
    難易度が新薬に比べ低いとはいえ、口にしたり体に塗ったりするものです。安全性、作用、副作用についてもしっかりと検証しなくてはなりません。
    幸いにして、私たちのグループや共同研究先にはクリニック、大学研究室が多くありましたので、一般に提供する前に、研究機関でのin vitro安全性試験とクリニックの臨床研究を行うことが出来ました。臨床研究で問題がなかったものは、さらにクリニックでの臨床治療で継続した検証を行います。
    最終的に、一般向けに供給しても問題がないだろうと思われる原料は、一般向けにカスタムされて商品化供給となるのです。

    研究のイグジット。一般製品化。

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最終目標と未来。

私たちの最終目標は、新薬による難病克服ではありません。
ヒトを構成する最小単位の生物は60兆個の細胞と100兆の菌です。
幹細胞とマイクロバイオーム(菌叢)への取り組みは、より高度にヒトの体を理解し老化をコントロールすることにあります。

老化の克服は、人類が新しい星、宇宙に拡大する為の必須要素です。

片道55年の地球型惑星に、25歳で出発したとき、到着した時には80歳です。
とても現地で活動して繁殖できるとは言えません。
しかし、50%若い状態で到達すれば、現地到着時の肉体年齢は40歳です。
なんとかギリギリ繁殖と活動が出来そうです。
60%若い状態を維持できれば、現地到着時の肉体年齢は32歳。十分に活躍できる状態です。

アジェンズの社名 agenes は
Antiaging抗老化GENES遺伝子 からつけました。

ヘイフリック限界の突破で老化を克服し、人類を宇宙に適応させる
それが、アジェンズの最終目標と未来です。

PRODUCTS製品紹介

私の時間ときをとめようagenes