agenes(アジェンズ)インフラメイジング

INFLAMMAGINGインフラメイジング

インフラメイジングケアでいつまでも若々しく。
その鍵は「インフラメイジング」にありました。

インフラメイジングケアインフラメイジングケア

インフラメイジング;「炎症老化」。
聞きなれない言葉ですが、老化進行の重要なダメージキーワードが「インフラメイジング」。
インフラメイジングをケアすることで、若さを維持できるとしたらどうでしょう。
興味が湧きませんか?

※同じ年齢でも健康度に違いがあるように、「老化」を実年齢で考えるのは慰めに過ぎません。
生物学的には20代から始まるという説もあり、自分の身体を知ることが大切です。

私たちは生活の中で、様々なストレスに晒されます。風邪をひいたり、寝不足になったり、人間関係が嫌になったり、お金に困ったり、暴食したり、花粉で悩まされたり、乾燥して肌が痒くなったり・・・。そんなとき、私たちの体のなかでは、感じることが出来ない軽度の炎症が起こっています。火事のような燃え上がる炎ではなく、まるで鬼火のように、燃えているのかも分からない程度の炎が、ジワジワ、ブスブスと身体を蝕んでいきます。

この、無症状の慢性化した炎症状態が「インフラメイジング」であり、私たちの身体を老化へとゆっくりと進行させて行く重要な問題のひとつです。

微弱な炎症性物質

主に免疫細胞から血液中に放出されたメッセージ物質が細胞へ届き、細胞間で、メッセージ物質による会話;クロストークが行われます。
この時に使われる言葉が、サイトカインやエクソソームというタンパク質やRNAです。
何か問題が起きているとき、細胞間では炎症性サイトカインという物質が増えます。言葉の数が増えて炎症の声が大きくなるわけです。
実際、肌荒れしているとき、うつ状態のとき、風邪をひいているとき、過剰に脂肪が増えた肥満状態、筋肉が衰えたときなど、様々な状態でサイトカインなどの炎症性物質が増えており、緊急事態の時は免疫細胞などが対応しますが、炎症性物質の量が微弱な場合は、その対応がうまくいかなくなることがわかっています。

軽度な炎症でも、長年にわたって晒されている状態;インフラメイジングが続くと、細胞は障害を受け、臓器が機能不全に陥ってしまうことになります。

COLUMNコラム

インフラメイジングの学術

インフラメイジング(Inflammaging)は、ヨーロッパ最古の総合大学であるイタリアのボローニャ大学Franceschi教授により2000年に提唱されました。Inflammation(炎症)+Aging(老化)= Inflammaging;「老化に伴う炎症」についての研究が重要であるという老化研究の新しいコンセプトです。以来、インフラメイジングを支持するエビデンスが数多く報告されています。

インフラメイジングは、サイレントキラーとも呼ばれる無症候性の軽度炎症が全身において慢性的に続く非感染性の炎症;ヒトが長寿になり今までの進化では想定されなかったくらいストレスに長く曝露されることで炎症反応に関わる免疫系が活性化される、という証拠に基づく老化理論です。これには、脂肪細胞・線維芽細胞・筋肉・内皮細胞・老化細胞などの「非免疫細胞」も関わっています。生体防御の最前線で働く自然免疫のマクロファージなどの食細胞には内的ストレス刺激を感知するセンサーがあり炎症をコントロールしていますが、インフラメイジングでは制御がうまく作動しないことが知られており、COVID-19での高齢者重症化の一因とも考えられています。最近は、ストレス刺激として腸内細菌由来物質が注目されており、インフラメイジングに対する腸内細菌恒常性の重要性が指摘されています。

2013年に開催されたNIHの老年科学サミットでは、老化研究が「ストレス適応」「エピジェネティクス」「炎症」「高分子の損傷」「代謝」「タンパク質恒常性」「幹細胞再生」の7本の柱に集約され、これらは同じコインの7つの面であり相互にネットワークされていることが確認されました。インフラメイジングでは、進化で保存された「炎症」がネットワークの中心にあり、獲得免疫の機能が老化で低下する「免疫老化」は同じコインの両面であると考えられています。また、インフラメイジングでは、無脊椎動物以来保存されてきた自然免疫がメインプレイヤーとなっています。

インフラメイジングは皮膚の老化にも関連していますが、2019年に報告された研究では、高齢者に保湿クリームで全身のスキンケアを行ったところ血中の炎症性サイトカインが30代レベルにまで低下しました。皮膚も臓器であると考えれば、全身性であるインフラメイジングにスキンケアが影響することも考えられるわけです。
インフラメイジングは高齢者におけるCOVID-19重症度に関わっている可能性もあります。実際に、高齢者で増加し「老年学者のサイトカイン」とも呼ばれるIL-6に対する抗体治療が、60歳以上の患者のCOVID-19重症度を軽減できることが実証されています。

インフラメイジングでは、癌、糖尿病、神経変性疾患などの多くの加齢性疾患に罹りやすくなります。その原因のひとつとして、長寿遺伝子として知られているサーチュインを活性化するNAD+レベルが加齢とともに低下することによってサーチュイン活性が抑制され、慢性炎症を促進するためと考えられています。また、DNA損傷に関わる酵素の仲間が持つ抗ウイルス活性がNAD+低下によって影響されることから、NMNサプリメントなどでNAD+レベルを高めることによって新型コロナウイルスに対する自然免疫を高められる可能性があることも示唆されています。

FEATURES特徴

  • 炎症を抑える生活習慣

    炎症を抑える生活習慣

    微弱炎症性物質は、QOLが高い方とそうでない方を比べると、QOLが悪い方のほうが多くなります。
    例えば、肥満者と筋肉があり動かしている方を比較した場合、明らかに肥満者のほうが炎症物質が多いという研究結果があります。
    このことから、肥満の脂肪組織や動かしていない筋肉からは炎症性物質が放出され、筋肉運動をすると、炎症性物質が抑えられるという結果がわかりました。
    また、免疫への関係が最も深い場所があります。それが腸です。
    腸内には100兆個、300種類以上の腸内細菌が共生しており、腸の免疫受容体や、腸管のすぐ下で待っている免疫細胞が腸内細菌とのやりとりをしています。
    このため、腸内環境が乱れた状態を長く続けると、炎症が増え、免疫が正常に働かなくなることがわかっています。
    食物繊維や発酵食品を意識的に取り入れるなど、腸内の小さなパートナーたちを意識することが、インフラメイジングを通じたアンチエイジングにつながるのです。

  • 炎症を抑える生活習慣

    アジェンズのインフラメイジングケア

    アジェンズでは、インフラメイジング対策として、医療研究と一般向けサプリメント・コスメティクス製品の開発・提供を行っています。
    ケアをする上で、大切なキーワードとしたのは “BER” B/E/R の3つです。
    インフラメイジングを上手にケアして、長く、若く生きたい方をサポートします。

    Balance:体内のバランスを整える
    Energy:体内の代謝と新陳代謝を整える
    Reset:体内の再構築を行う

PRODUCTS製品紹介

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